ウエルネスの実現に向けて
将来の担い手を育成
ヨーロッパの女性は60代、70才、80代を健やかに謳歌しています。それは身体をセルフケアすることをしっかりと、代々伝え教えられてきているからです。日本には健診制度がありますが、自分の身体を健康にもっていく行動へと促す機会にはまだまだなり得ていないようです。質の高いウエルネスの実現には、セルフケアすることの必要性や大切さを理解するだけでなく、行動変容のための具体的な健康法を身につけることが必要です。
当社が直営するスクール(ルボア・フィトテラピースクール)では、職場や家庭において日々、不調に悩む女性に向けては、植物の力を用いてケアするセルフメディケーションの方法を、またドクター・看護師・薬剤師といったメディカル関係者には、フィトテラピーの科学的かつ化学的な知識を深めていただき、フィトテラピーの専門家としても活躍してもらえるよう支援しています。さらには、わが国での国を挙げての女性活躍推進の機運が高まる中、企業に向けた女性の健康問題の解決を支援する研修・各種セミナーなどについても取り組みを始めています。
スクールのご案内
フェムケアや介護分野などでの将来のウエルネスの担い手を育成するため「ルボア・フィトテラピー・スクール」を開校しています。これまで当校の受講者数は8,000名以上にのぼります。パリ13大学医薬学部植物療法学科のカリキュラムにもとづき授業を提供するもので、上級コース修了者は、試験を経て「AMPP認定※メディカルフィトテラピスト」の免許状が取得できます。この修了者には「ルボア・フィトテラピー・スクール」のサテライト校として、初級コースを開催できる資格と活躍の場を提供しています。女性の自立促進型のサポート支援の一つにもなっています。
※AMPP(Association Medicale pour la Promotion de la Phytotherapie:フランス植物療法普及医学協会)
教育コースのご案内
当社はスクール事業を通じ、セルフフケアすることの大切さへの理解を深め、そして、身体のことを知り、そのうえで、植物成分をとりながら自己免疫力を高め、日々の不調のケアや病気を予防する健康法をレクチャーします。1,400種類以上あるさまざまな薬草の効用や、植物療法の基本である「飲むこと」「塗ること」「嗅ぐこと」を薬草をつかい実践して学ぶことで、フィトテラピーによる健康法を修得、確立することができます。中級コース(プログレⅡ)を修了すれば、カウンセリング技術が身につき、まわりの人たちへ適切なアドバイスや処方、ケアができるようになります。
①フィトテラピープルミエコース(初級)
日々の不調や病気の予防を植物の力を用いてケアできるセルフメディケーションを目指すコース。
②フィトテラピープログレコースⅠ(中級Ⅰ)
生理解剖学と栄養学の基礎とともにさまざまな症状に対する薬草の処方、活用法を学ぶコース。
③フィトテラピープログレコースⅡ(中級Ⅱ)
フィトテラピーの応用力を高め、まわりの人たちへ適切なアドバイスや処方、ケアができるようになるコース。カウンセリング技術も習得できる。
④フィトテラピーメディカルコース(上級)
本場フランスのカリキュラムを基に、薬草と精油の科学的・化学的な知識を深めるコース。医療や介護の現場の実状についても学びフィトテラピーの専門家として、活躍の道が開ける。
⑤フィトテラピー産前産後ケアコース
女性の体の仕組みを学び、産前の身体の変化から産後の身体のケアまでをオリジナルのフィトテラピーメソッドを学べるコース。
⑥フィトテラピー介護ケアコース
フィトテラピーを応用した介護ケア知識を身に着けるコース。介護現場、在宅看護、在宅ケアにかかわる医療従事者のほか介護ケアを幅広く学べる。
⑦フィトテラピー1dayコース
フィトテラピーを体験してみたい人のための1回完結型のコース。
変化する環境に対応し、当社のウエルネスの教育テーマも拡充しています。